展覧会のご案内

僕は少なくとも自分には144の性格があると思っています。144面体というのでしょうか。そのうち、もちろん煩悩が108あります。生きることはその面をひたすら磨く作業、面が綺麗になると光を受けてやがて輝き出す…
　「生きる」ということ、「絵を描く」ということもひたすら遠い遠いその道を、一筋の輝く光を求めて歩み続けることのように思います。
そしてなおも磨き続けていくと徐々に面が取れやがて球体になっていく。そうなると今度は内から光を放って輝き出す。人の細胞の中には光子（フォトン）と呼ばれるものがあるそうです。この光子が誘発されるのかもしれません。秋の美しい夜空を眺め、広大な宇宙に想いを馳せているとこんな妄想にかられました。
　恥ずかしながら高校生の時「絵の道」を志してから50年を迎えました。大いなる「お陰様」と長い道のりを支えて頂いている暖かい人たちに恵まれ、曲がりなりにも「自分の道」をここまで歩み続けることができました。幸せなことです。ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございます。
　今回の記念展、前半(６日間)は、2019年までの油彩、奏墨、アクリル画の代表作を大作中心に大展示。人物等初期の未発表作品も含め一堂に。後半(4日間)は2020年新作油彩。自分でも「なぜ？！」と思う新しい世界です。2回に分けての展覧会のテーマは「光」。追い求めてきた「光」の宇宙。奥底から一筋の「光」が、また柔らかく降り注ぐ光が、静かに放たれること願っています。

コメント 9

五十年続けてきたんですね
一筋に・・
長く続けてこそ光も見えてくるのでしょうね
その眩い光　一緒に感じたいです。
京都には行けませんがご成功お祈り申し上げます。
by きよたん (2020-10-22 19:20) 

☆きよたんさん
又、実際に絵をを見て頂ける機会がありますように。
その折を楽しみにしています。

by 青の風画 (2020-10-23 15:24) 

青の風画さんは描くこと、私は奏でることで光の宇宙を求めてゆくのですね。
このご縁に心からの感謝とともに
どうかご盛会をとお祈り申し上げます。
by rosemary (2020-10-24 22:16) 

☆ rosemary さん
ありがとうございます。
そうですね。
それぞれの人がそれぞれの光を。
実現する世界が待っています。
by 青の風画 (2020-10-25 14:15) 

展覧会が開催されるのですね。
たくさんの人に見てもらえるといいですよね。
生きることはひたすら自身を磨くこと
そうすれば丸くなって中から光を放つ・・・
青の風画さんには絵を描くという素晴らしい
光があり着々と人生を歩まれてこられたのですね。
by yoko-minato (2020-11-02 09:07) 

何時もありがとうございます。
今年は月下美人の花が何時咲くのかと
楽しみにしています。
今胡蝶蘭が咲いています。
by yoko-minato (2021-06-12 12:01) 

yoko-minato さん

胡蝶蘭が咲いているとは素晴らしいですね
我が家の月下美人は蕾一つけています。
咲くのを楽しみにしています。

by 青の風画 (2021-06-14 23:54) 

2回目の月下美人さんは2輪のつぼみでした。
また小さなつぼみを見つけました。
こんな時にもきちんと咲いてくれる月下美人に
癒されました。
by yoko-minato (2021-09-09 06:07) 

☆ yoko-minato さん

香りが素晴らしいですね。
我が家では3回に分けて15輪ほど咲きました。
また今も蕾を何輪かつけています。
もう一回、花が見れそうです。
楽しみです。
by 青の風画 (2021-09-09 23:40)