現実が非実体 [新聞DE奏墨]
暖かい12月、年の瀬を感じさせない気候ですね。
こんな時もあっていいんですね。
~はなをあつめて~展が終わりました。
「花は放(はな)」麗しき花たちを見ているとすべてが解き放たれていく。
無心になってただその美しさの中にいる…そんな感覚は「はな」ならではのもの。
その香りも伴って「物理的な形の世界と形のない世界をつなぐ橋のようなもの」とも…
この3次元の現実世界は非実体。
いかにも存在しているように思っているが。
やがてすべては過ぎ去っていく。
非現実の世界が実体。
ここは永遠の時間の居場所。
花を見ているとそんなことも想い馳せることが。
そんな3次元の世界で右往左往しているのが人間ですね。
もともと人類は5次元以上の高次元の存在。
そこから3次元の世界に次元を落として意識を投影しているのが現状。
3次元とはエゴの世界。
その世界では問題は決して解決しない。
解決しない世界で動き回っている。
キリストのいう「やがて放蕩息子が帰ってくる」と言う言葉が浮かんでくる。
そろそろ、本当の自分に帰る時が来ている気がしている。
エゴを越えた5次元の意識と言うことだ。本当の自分。
多くの人間の意識がそこに向かう時、世界がやっと変わり始める。