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展覧会のご案内 [お知らせ]

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僕は少なくとも自分には144の性格があると思っています。144面体というのでしょうか。そのうち、もちろん煩悩が108あります。生きることはその面をひたすら磨く作業、面が綺麗になると光を受けてやがて輝き出す…
 「生きる」ということ、「絵を描く」ということもひたすら遠い遠いその道を、一筋の輝く光を求めて歩み続けることのように思います。
そしてなおも磨き続けていくと徐々に面が取れやがて球体になっていく。そうなると今度は内から光を放って輝き出す。人の細胞の中には光子(フォトン)と呼ばれるものがあるそうです。この光子が誘発されるのかもしれません。秋の美しい夜空を眺め、広大な宇宙に想いを馳せているとこんな妄想にかられました。
 恥ずかしながら高校生の時「絵の道」を志してから50年を迎えました。大いなる「お陰様」と長い道のりを支えて頂いている暖かい人たちに恵まれ、曲がりなりにも「自分の道」をここまで歩み続けることができました。幸せなことです。ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございます。
 今回の記念展、前半(6日間)は、2019年までの油彩、奏墨、アクリル画の代表作を大作中心に大展示。人物等初期の未発表作品も含め一堂に。後半(4日間)は2020年新作油彩。自分でも「なぜ?!」と思う新しい世界です。2回に分けての展覧会のテーマは「光」。追い求めてきた「光」の宇宙。奥底から一筋の「光」が、また柔らかく降り注ぐ光が、静かに放たれること願っています。

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