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展覧会のご案内 [お知らせ]

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野村昌司「奏墨」展 エラン~いのちの飛翔~ …京・松ヶ崎「Space 妙」 


 さて今年の秋の展覧会は「奏墨」。エラン・ヴィタール=生命が進化する生命の躍進力。創造進化の原動力。「いのちの飛翔」をメインテーマとした新作を展示します。今回は墨が織りなすモノトーンの世界です。
今から16,7年前になるでしょうか。コラボ公演に向けて、「京都が世界に誇る」渡辺ステージジャズセンターのプロダンス集団ダンスカンパニー・ディニオスのダンサーさん、「毎回一人と対峙して、ダンスシーンをスケッチする」機会に恵まれました。1年半にわたって「毎回2時間ほど、青のコンテでスケッチブック1冊を描き切る」と言う本当に贅沢な、得難く有難い体験をさせて頂きました。何と描いたダンススケッチ700枚超!
 磨き抜かれたその「躍動美」「一瞬の動き」を如何に切り取りスケッチブックに写し取るか、如何に表すか…格闘し続けたその貴重な時間、体験は自分の画業の中で、新たな世界を開き今に向かう大きな「力」となっています。その時の感覚は、長い時間を経た今も自分の中に感覚としてしっかりと刻み込まれ今に生きています。
 今回は「墨で描きたい!」との思いから、瞬間の「飛翔」を「躍動」を、「奏墨」で表現して見ました。
 もうひとつは「奏墨」の小品群、初めてご覧頂く「雪景色」!冬の風景です。子供の頃はよく雪が降り、いろいろな雪遊びも…こちらもいのちのもととなる「水」の循環のひとつの美しいかたち。小さな画面から、微かな調べを聞き取って頂ければ嬉しいです。
新作の奏墨の大作「宙音」!(パネル作品、50号くらい)も展示します。
 
 中止や延期で4年ぶりの「妙」展、混沌とした状況は未だ残りますが、内なる安らぎのひと時をご一緒できれば幸いです。深まりゆく秋の中、古き良き京都風情の残るこの地、五山の送り火「妙」の麓で、お会いできることを楽しみにしています。
    ☆野村昌司「奏墨」展 ☆エラン~いのちの飛翔~☆
11月4日(金)~11月9(水)
<12:00~18:00>
京都・松ヶ崎「 Space 妙 」

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