秋の春

1997年作　：　油彩画「秋の春」

北八ヶ岳の全面白樺の黄葉を描いた作品。　20年近くたとうとしている。
この黄葉には圧倒されてしまったのを思い出す。

黄金の世界。この色彩に包まれると体全体にえもいわれぬエネルギーが湧いてくる。
何か体が二重に重なったような感じだ。
そんな中を夢心地で歩くのが好きだ。　まさに秋真っ盛りで春のようだ。

色には力がある。エネルギーがある。
春は薄桃色から薄緑。　夏は深緑。　そして秋は黄色。
こうして一年を通じていろんな色に囲まれて、その折々の生命を吹き込まれている。

その命の色を描ければいいのだが。

コメント 8

落葉の鼓動や冬の足音が聞こえてくるようです♫
とても素敵な色調ですね☆彡
by chiho (2014-11-01 21:21) 

色ってほんとにエネルギーを秘めていますね。
纏うお洋服によって自分から元気や冷静さまで導き出せますよね。
一年中、色のエネルギーと上手に共存してゆきたいものです。
by rosemary (2014-11-02 00:08) 

移りゆく季節とともに色調も変わっていきます。
秋の春というタイトルが素敵ですね
黄金色に銀杏も色づいて周囲を明るく染めて
青の風画さんの絵のようにこの世の春を思わせます
季節は全て春のように美しいですね
by きよたん (2014-11-02 20:45) 

私も赤い紅葉よりも黄色の黄葉が好きです。
田舎で黄一色の山道を車で走り抜けたことがありましたが
とても幻想的でした。
枯れる前の一瞬のエネルギーが溢れ出ているような感じがしました。
by タックン (2014-11-03 09:42) 

季節によって色は変わりますね。
黄金の色やモミジの色は見ていて元気を
もらえます。
秋の萌えるような力強さ、好きです。
by yoko-minato (2014-11-04 17:24) 

白樺の黄葉、素敵な作品ですね。
白い幹に黄色い葉がひろがり、元気をもらえそうな
あたたかい気持ちにもなります。
色の働きって、すごいものがありますね。
描かれる絵のすばらしさも感じ入ることです。
by アールグレイ (2014-11-07 08:41) 

最近また「美しい」という概念について深く考えています。
より普遍的な「美」とは何か？
「色」もまたもちろん熱烈に興味深い対象であり…。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＲＵＫＯ
by 末尾ルコ（アルベール） (2014-11-07 22:28) 

☆chiho さん

ありがとうございます。
美しい景色には力があります。


☆rosemary さん

音と色には似た要素があると思います。
確かに元気になる色と音があります。
そんなことをちょっと頭の隅において置きたいと
思っています。


☆きよたんさん

ありがとうございます。
自然はいつの季節も生き生きしています。
でも秋もまた華やかな季節ですね。


☆タックンさん

京都の紅葉は赤が特徴です。
信州の黄葉は全山と迫力があります。
圧倒されてきます。
そんな所が好きですね。


☆yoko-minato さん

エネルギーに溢れている秋。
これから葉を落としていくとは思えません。
自然の営みには感心させられます。


☆アールグレイさん

ありがとうございます。
景色を借りて内にある自分の感性を
表現できるようにと思っているのですが。
自然の美しさには目を見張ります。


☆末尾ルコ（アルベール） さん

美の持つ意味合い。
これは深いものがあります。
理解の仕方でそれぞれ違ってきますね。

by 青の風画 (2014-11-15 14:05)